はやさ
2014.11.17 Monday
これは自転車乗りの間での褒め言葉。
「早い」
これは仕事での褒め言葉。
自分の仕事は、色んな業界に人と話をする。
新進気鋭のベンチャー企業、大手のメーカー、老舗の小売、IT企業・・・
業界は多岐に渡る。
業界によって状況は様々だし、社風ともなれば千差万別。
そんな中で、最近とある外部の会社の人と一緒に仕事をしていて、感動するほどの早さに脱帽した。
夕方に依頼して、翌朝には資料が来ている。
簡単な資料なら、2〜3時間以内に来る。
こちらも同等のレスポンスを期待されている・・・というプレッシャーがある。
その人は外資系のコンサル会社なので、そういうスピード感が叩き込まれているのだろう。
その日の24時までに返答が出来ない場合、その旨を連絡してくる。
翌日の場合、何時までにどのレベル感でアウトプットが作成できるのかを示す。
最近の中では最もインパクトがあった。
元上司
2014.01.24 Friday
少し前に前職における「怖かった元上司」と飲んだ。
何人もの社員をメンタルでの長期休業や退職に追い込んだ、とにかく最強の上司だ。
その反動で、彼は出世していった。
自分もこれだけ一人の人間(上司)のことを考えながら生活した期間は無い。
夜中に何度も起きた記憶がある。
彼について語るとキリがないが、彼が自分にとっては不思議な魅力も持つという一面もある。
少し厳しい「親分」的な側面があるからかもしれない。
ただ、正直なところ、自分自身なぜ彼と会おうとしたのか分からない。
少なくとも、「利害関係が無くなったから」好き勝手いえるという面は大きいだろう。
今は他社の人間だというのに、今日行けるか?という彼からの唐突な誘いも変わらない。
彼をブレーンストーミングしたらどうなるだろうかと考えた。
・プレイヤーとしては最速且つ最高の仕事をする
・論理的
・アイデアマン
・タバコの消費は半端ない
・自分のキャリアビジョンを持っている
・ITを駆使する
・とてもタフ
・おしゃれである
・徹底的に上昇志向
・イエスマンではなく、ヘコヘコしない
・勉強が大好き
・ゴルフが好き
・多趣味で、バンドもやっていて、車の中では自分のCDをかけている
・睡眠時間は4時間未満
・常に眉間にシワ
挙げていたらキリがない。
特徴がイメージできると思う。
こんなエピソードがある。
私の先輩(独身)が、彼女を連れて、デートすることになった。
そんな話がその上司に漏れ聞こえると、
「お前の彼女とはどんな人だ?どんな出会いだ?年齢は?どんな性格だ?・・・」
と聞き始めて、一通り情報収集が終わると、
「それなら、まずここで待ち合わせして、ここに行って○○見て、その年代ならここで昼ご飯が最適だろう。午後はこのルート。夕方はここで夕日を見て、夜はこの夜景を見ながらゴールだ。メニューはこれとこれがいい・・・」
みたいに、数分のうちに凄い勢いでセッティングし始めた。
「はぁ・・・」
と言いながら先輩も聞いていたが、他人のデートにそこまでアイデアを絞る会社の上司って、そうはいないはず。
普段の仕事でもアイデアが豊富だが、それは尽きぬ興味によるものなんだろう、と思った。
そうなりたい!
とは思わないけれど、そこまで自分を出せる人ってそうはいない。
ソーシャルスタイル診断においては典型的なC型(コントロール型)だな。
仕事をしていても、常に日本の行く末が気になる性格のようなので、今はそんな彼の持論が聞きたくなったのかもしれない。
また悩んだら相談してみようかな。
今年の年賀状にも「仕事の成果報告はどうなってる?」って書いてあったし(笑)
すべては勉強か
2013.04.25 Thursday
前職でも率先して取り組んでいたことに、「本来の業務以外のリーダー」がある。
新入社員の時に、OJTリーダーから「こういうことはできるだけ自ら手を挙げて受けるものだ」と教わって以来。
その結果、ISOの推進リーダーだったり、労組の役員、Pマークの担当、情報セキュリティー委員、QC活動のリーダーなどなど・・・
あまり引き受け過ぎて、少々本来の仕事にもシワ寄せがきたりしていたのだけど。
きっとokkyがいれば、あいつが引き受けるに違いない、と思われていただろう。
でも今思えば、ISO14001の仕組みも分かるし、労組の活動意義も理解できるし、Pマーク監査のポイントは把握しているし、QC活動ではファシリテーター的役割を学べたし、得られるものは多かった。
自分自身、よく分からん。
後から「良かった」と思えるんだろうか。